同年代に比べて

比べること自体が無意味なことだとは思うのだけれど、自分は同年代の中でどの程度なのだろうと考えることがある。程度というのは、例えば考え方の質だとか、実際の能力とかそういう感じだ。
30代後半で社長をやっている人にちょっとだけ直接お話を聞いたことがある。その人は20代後半で会社を立ち上げた。たぶんその以前からも、ものすごい努力を重ねてきたんだと思う。口調や雰囲気でそれが伝わってきたし、おそらくその人の目からは自分がかなり子どもっぽく見えていたかもしれない。
別に自分もただ今までなんとなく生きてきたわけではないのだが、その社長を前にして、少なからず劣等感というものを感じた。別にその人みたいになりたいというわけではないが、自分は自分なりにもっと成長しようと思った。
結局、周りと比べすぎるのはよくないという結論に落ち着いた。比べるべき相手を定めるとしたら、過去の自分でいいと思う。昨日の自分、先月の自分、去年の自分と、今の自分を比べればよい。ちゃんと成長していると思うならその調子で行こうってことで、そう思えないなら軌道修正してみようってことだ。
それで軌道修正ばかりしているわけだが。