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ここ最近、ワンピースの漫画を少しずつ読み進めていき、ついこないだ65巻まで読み終えたところです。
というのも、どこへ行ってもワンピースのフィギュアなりのグッズが目に入るので、これだけ盛り上がっているということはさぞ面白いのだろうと思ったからです。
昔、20巻くらいまでは読んでいたので(アラバスタ編の途中、チョッパーに会うくらいか?)面白いということはわかっていました。で、また1巻から読み直したのですが、やっぱりさすがだと思いました。読者を感情移入させるのがうまいというか、要所要所で泣けます。
ただ、アマゾンのレビューでも見られるように、新章に入ってからがちょっと微妙な感じです。話自体は魚人族と人間との差別問題を扱っていて社会派なのですが、メインキャラの行動や言動にちょっと納得できないことが多いです。
(例えばルフィは仲間との再会を待ちわびていたはずなのに、偽物の仲間をあっさり本物と思い込む。また、仲間が海流にさらわれ離れ離れになってしまうのに、どうせ大丈夫だろうと何も心配しない。そういう場面に出くわすたびに、残念な気持ちになります)
作者はこれまでの功績で、才能を世間に知らしめているし、今後の生活の心配もないのだろうから、そんなにかっつめた仕事をしなくてもいいのではないかと思います。休み休みでいいので、本当に面白い漫画を描いてほしいと思います。