4月

4月になりました。
日照時間が長くなったことは、素直に嬉しいです。
過去にはこの日に、学校の入学式がありました。小学校・中学校・高校・大学のときの、それぞれの入学式の記憶を、あえてほじくり返してみることにします。
しかしながら、あまりはっきりしたことは思い出せません。漠然とした不安と期待の感情がよみがえってきたくらいです。具体的な光景を出そうとしても、自分の心がそれに抵抗しているような感覚をおぼえます。
「過去が存在するというのは、単なる思い込みである」というような話を聞いたことがあります。自分の記憶と物的な証拠をもとに、過去の存在を自分で作っている。でも、実際に存在しているのは「今、この瞬間」だけということです。
だから、自分も調子がよいときは、今というこの瞬間を感じることができて、恐れるものはなにもないさというような気分になることがあります。できればいつでもこんな感じでいたいものですが、根がネガティブなのか、未来に対する妄想がすぐに始まります。
まずは妄想・ネガティブな思考をしだしたら、自分でそのことに気付くということが大切だと思います。気付くことに成功すれば、その思考を止めるという選択肢が生まれます。